当社は、福山市箕島町の瀬戸内海が一望できる風光明媚な丘の上にあり、且つ高い品質が求められる機械づくりに最適な強固な地盤を持つ、素晴らしい立地環境です。品質・機能・価格・納期、全てに満足いただけるために人と設備の融合で、高品質な「モノづくり」を行っています。

設計・開発

技術部門では、スタッフ全員がCADによる設計作業をおこなっています。三次元CADを活用し、構造解析や干渉チェック機能により新製品開発を行なうとともに、設計着手から製品完成までのリードタイム短縮と、新規設計における初期完成度向上に加え、加工から組立までの総合的なコストダウンを図っています。設計打合せや要素技術開発の実験を行える設備も充実しており、「よい製品」を生み出す、まさに「よい環境」となっています。

機械加工

高品質の円筒研削盤をつくるために、部品一つ一つを最先端の機械設備と、人の技と工夫で、高精度に実現しています。長時間無人運転を可能にするFMC(自動供給・着脱装置を備えた数値制御機械)や、ロボットを組み合わせた円筒研削盤による無人加工など、高生産を可能とする取り組みを行っています。また、IoT技術を活用して設備の稼働状況を監視し、異常を予知など、生産の高度化、効率化を高めて行くための取り組みを行っています。

機械組立

組立エリアで、精密に加工された部品を高品質な機械へと作り上げます。4つのエリアで構成され、小型機から大型機の組立を行っています。創業以来、蓄積し、継承される卓越した組立ノウハウで、自信を持ってご提供します。作業を行う工場内は、冷暖房が完備され、ショールームのような清潔さを維持し、機械の品質を保つため環境面においてもベストな状態を整えています。

【きさげ加工】

「きさげ」は、人がスクレーパと呼ばれる刃物を使用し手作業で行う金属加工です。一人前になるには10年以上の経験が必要な“匠”の技です。きさげ加工を行うことで、加工物の角度誤差や曲がり、ねじれの修正や当たりの不良を改善し、機械加工では難しい形状精度を得ることが可能です。また、円筒研削盤の滑り移動を行う金属平面の固着や焼き付きといった問題を解消するために、数ミクロンの油だまりのくぼみを仕上げ、摺動抵抗を減少させ、減衰性の高いスライド面とすることが出来ます。それにより高い位置決め精度を得ることが可能で、高精度で高寿命な機械には必要不可欠な技術です。

ショールーム

最新の自社製円筒研削盤や、今までに加工を行った様々な加工物を展示しています。自社製の円筒研削盤は、展示のみならず、実際に操作が可能です。最適な機種を選定し、といし・研削液、付帯装置などトータルで検証し、最適な加工技術と完成度の高い機械をご提案します。